12月 20 2011
日本の環境に再適応させる
住宅情報を見ていると,
単なるリフォームではなく,リノベーションされた物件が増えてきたことがわかります。
私たちが住む日本の気候は季節によって大きく様変わりします。
夏は蒸し暑くてカビやダニが繁殖しやすく,冬は一転して乾燥するという
厳しい環境にひとも建物もさらされています。
昔の住居は自然の素材である木材や畳を使い,
温度や空気の流れを上手にコントロールしていましたが,
高度経済成長期以降の日本の住宅は,西洋風のつくりの一戸建て住宅やマンションといった
気密性ばかりに目を向けた建造物ばかりになってしまいました。
これらのつくりでは建造物自体が自然に適応することは難しく,
建材から放散されるホルムアルデヒドなどによる化学物質や
湿気により発生するカビやダニによって部屋の中の空気は汚染され,
そこに住むひとに悪影響を及ぼします。
表面だけを取り替えるリフォームではなく,リノベーションで根本から変えなければ,
本当に気持ちの良い住まいは手に入らないとおもいます。
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